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小林音楽教室では指の形は早めに整えています

更新日:2月28日

指の形は後でもいいよー、とにかくたくさんピアノ弾きましょー。というブログもたまに見ます。


しかし、30年経験した中で、指の形が整っていないと速い曲になった時、例えばブルグミュラーのアラベスクなど、指が滑ってうまく弾けなくて嫌になる子が出てきてしまいます。

そこから指の形を整えて粒を揃えて弾いてー

と指導してもなかなか難しいと思います。


そこで、小林音楽教室の独自のやり方ですが、

入会してすぐに段階を作って指の形を整えていきます。

指の形がすぐに整わなくても大丈夫🙆

楽しく自然に身に付きます。


それでは図解を通して詳しく説明していきます。




詳しく説明していきます。


1プッシュポップを使う

まず体験レッスンからすぐに使えるプッシュポップ。

永遠のプチプチ。子供たち大好きです。

6かける6の正方形が使いやすいです。


プッシュポップはぺったんこの指では潰せないので自然と指の関節が整います


ピアノを弾くときに指が整わなかったとき

「プッシュポップのゆび」って一言いうと鍵盤をプッシュポップをつぶすような形にしてくれます。


 使い方

①一番上から1の指でプチプチ

②その下は2の指でプチプチとだんだん下げていき

③6段目は5から1まで順番に一個ずつプチプチさげていきます。

④裏返して反対の指も同様に。


歌は、色々試しましたがひげじいさんの歌がしっくりきました。


2お手玉をつかう

このお手玉はバスティン独自の大きいお手玉です

中身は小豆が250グラム入った重たいお手玉です


 使い方

①歌に合わせて強く握ったり放したり。グーパーをします。

リズム感も一緒に育てます。


歌は短い歌が良いと思います。みんなの大好きなかえるのうたなど使っています。


②年少さんくらいですとボールを受け止めることがまだまだ難しいのでそれも育てます。

歌いながらお手玉でキャッチボールの様に受け止めの練習 

受け止めた時にギュッと握る練習。瞬発力も育ちます。


3たまごを使う

アマゾンで買いました。

握力を鍛えるたまご型ボール

リハビリにもなるボールなので子供たちにも握ることができます。


柔らかいものから硬いものまで色分けされてます



 使い方

①たまごを両手で持ち。4つの指の爪をたまごの中に埋め込むように握る。

この時、第1関節が反ってしまったらつぶれないので力を入れすぎないように注意をして見てあげてください 


②次はたまごを立てて親指を入れます。親指の付け根が反ってしまわない訓練にもなると思っています。


③上手く出来るようになったら片手で力を入れてたまごを潰して握力をつけます。

これで柔らかい指が解消されます。


注意

一度にここまでの訓練をしたら危険です。段階に応じて取り入れると効果的です




4薄いスポンジを使う

スポンジは4個で100円のコスパが良いものを使っています

100円ショップでも売っているかもしれませんね


ピアノは指が柔らかくても、ある程度は音が出ますが芯のある音は鍵盤の下まで叩かないと出ません。その経験を薄いスポンジを通して経験させています。


使い方

①最初にスポンジを使わず机の上で手をペタンコの形から叩いていき徐々にお椀の形にしていきます。

②どこの形の音が一番いい音か教えます。

最初にどこの音がいい?って聞くと、ペタンコが良い音と言うんで、先にいい音を教えてしまいます。

③次にスポンジを取り出して音を出してみようと言って、先ほどのぺったんこな指では音が出ないね!ということを分からせます。

④次にお椀の形にして力を入れて音が鳴るところまで押します。最初は3回くらい音が出ればいいと思います。


注意

あまりやりすぎても指を痛めます。なんでも適度に。

演奏に慣れてきている小学生以上の子で試してください



5鍵盤に指を置いて一本だけ音を出す


これまでの総集編です。

指の形のが整いましたら鍵盤の上で弾いてみましょう


レッスンの仕方

まずは片手ずつ

⓵手はお椀の形にして、裏返してパカっ

②全ての指を鍵盤に触ったまま

⓷スポンジで経験したように底までしっかり指を深く沈めましょう

⓸浮き上がってしまった使わない指はまたすぐに鍵盤を触って。


この動作を片手ずつゆっくり

うまく指が浮き上がらず下まで沈めることができれば今度は両手と進んでいきましょう。


この時点ではまだまだゆっくり行ってください

指のくせが取れるまで焦らず念入りに。



まとめ

レッスンの中の5分くらいを使って、少しずつ組み合わせを変えていけば子供も楽しみながら知らず知らずのうちに指の形が整っていきます。


練習曲の中でも

⓵のプッシュポップの形!って気づかせたり、

⓹の指が浮き上がっていたら、お椀の形!と言ってみたりしています。

参考になれば嬉しいです。


次回はリズムカードの導入編です。

お楽しみに





小林音楽教室では体験レッスンを随時募集しています。

とても楽しいレッスンなのでぜひ一度お越しください。


体験レッスンのお申し込みはホームページまたはLINEから予約できます。

 
 
 

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